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注目記事 (2003/12/25)

Opinions:
 
2004年のGLOCOM情報発信に望むもの」 
公文俊平 (GLOCOM所長)
  
公文所長は、GLOCOMの情報発信の役割として、不確実な世界の中で日本が地域と国際社会の安定に貢献するという意図や決意について誤解を生まないように、世界に向けて日本の意見や政策をできるだけ明確に表明することの重要性を強調する。それとともに、GLOCOMが国際大学グループの一員であることを確認して、その観点からGLOCOMの研究員や国際大学の教授達の助けを得てオリジナルでインサイトに溢れる論文を掲載し続けるべきであるとする。それはグローバル化した世界の中で、GLOCOM情報発信を主要なオピニオンのサイトとして、またGLOCOMを主要な研究機関として、さらに国際大学を主要な大学院大学として示すことに役立つであろうと公文所長は述べている。
英語の原文: "New Year's Wish for GLOCOM Platform 2004"
http://www.glocom.org/opinions/essays/20031225_kumon_new/
 詳しい記事
 
Special Topics:
 
「ブロードバンド・日本の奇跡はなぜ起こったか」
池田信夫 (経済産業研究所上席研究員)
  
池田氏は、日本のブロードバンドが低価格と利用の普及の面で急速に進展していることを指摘。この成功は規制緩和、特にアンバンドル化と冒険的な新規参入とNTTの戦略的失敗が複合して起こったと分析。これは消費者にとってはプラスであるが、一方日本の電話網が急速に崩壊しつつあり、いわゆるユニバーサル・サービスをどう確保するか、NTTの雇用問題をどうするかという社会問題が生じつつあると述べている。
英語の原文: "How the "Japanese Miracle" of Broadband Came About"
http://www.glocom.org/special_topics/colloquium/20031224_ikeda_how/
 
 
「日本の社会秩序の変化」 大河原愛子 (ジェーシー・コムサ会長)
  
大河原氏は、11月末のモントリオールでの国際フォーラムで講演し、日本社会が大きく変化しつつあり、特に少子化、高齢化、女性の社会参加の進展、さらに人々のライフスタイルの変化が急速に進んでおり、その社会的な影響が避けられないことを指摘。それに対する対処法としては、移民政策の見直しやリタイアの年齢の引上げなどが議論されているが、大河原氏としては、より女性の社会参加を促進することで前向きに問題を解決していくことが可能であることを強調する。
英語の原文: "Montreal Forum: Changes in Social Fabric of Japan"
http://www.glocom.org/special_topics/colloquium/
20031222_okawara_mf/
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