| 注目記事 (2003/4/7) | 
  
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  | Opinions: | 
  
  
  
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内田氏は、小泉首相による米国の全面的支持の背景には、イラク戦争後に表面化するであろうアジア地域での関係国の確執に対する思惑がある、と指摘する。アジア地域の焦点は北朝鮮であり、日本は韓国の「太陽政策」と米国の「悪の枢軸」アプローチの挟間に捕らわれてしまっている。中東情勢が一段落した後に顕現するであろうアジア地域での政治ゲームにおいて、小泉首相がどのような行動を示すかに国民は注意を払う必要がある、と内田教授は主張する。 
英語の原文: "Caught between Iraq and a North Korean hard place"
 http://www.glocom.org/opinions/essays/20030407_uchida_caught/
 
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    詳しい記事
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  | Debates: | 
  
  
  |   | 「SARS大流行への対応を導く原則」 マイケル・デービス(中国香港大学教授)、ラジ・クマール(香港市立大学講師)  | 
  
  
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デービス氏とクマール氏は、SARS(重症急性呼吸器症候群)の大流行が、公衆衛生と医療の問題を超えて、今や中国本土と香港の両方にとっての統治問題と人権問題へと発展していることを指摘。特に中国本土では、今回の危機について何ヶ月も情報を隠し続け、情報開示や人権保護に関する欠陥が明らかになった。一方、今回の危機に対して香港や中国に対する過剰な規制を強いるのもまた誤りであり、すでに確立した原則を適用して対応することが望まれると両氏は述べている。 
英語の原文: "SARS: Accepted Principles Can Guide Our Response to the Outbreak"
 http://www.glocom.org/debates/20030407_davis_sars/
 
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  | Special Topics: | 
  
  
  |   | 「女性政治家の少ない日本」 ショーン・カーティン (GLOCOMフェロー)  | 
  
  
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カーティン氏は、日本で女性政治家の数が少ないことについて、最近の世界的な調査の結果を引用して、日本が調査の対象となった181ヶ国中、下院に関する順位では97位、また上下両院では、132位になっている事実に言及。さらに政党ごとに見ると、自民党と民主党から選出された議員は圧倒的に男性の比率が高く、社民党だけが女性の比率が目だって高いだけである。このような状況はまだ何十年も続き、その間日本の女性有権者は正当に扱われないかもしれないとカーティン氏は警告する。 
英語の原文: "Too Few Women in Japanese Politics"
 http://www.glocom.org/special_topics/social_trends/ 0404_trends_s31/
 
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