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注目記事 (2003/12/11)

Opinions:
 
メキシコとの自由貿易交渉決裂が示す経済戦略の不在」 
畠山 襄 (国際経済交流財団会長)
  
畠山氏は、今年10月にメキシコとの自由貿易締結交渉が決裂したことを踏まえ、日本は重要な分岐点にさしかかっていると警告する。メキシコは、そもそもWTO中心主義であった日本に対し、FTAも検討したらどうかと提言した国であり、既に世界の多くの国々とFTAを締結しており、さらに産業構造も日本とは概ね補完関係にあるところから、最初の交渉国としては最も適切であった。FTAが構造改革に大きく寄与するということを日本政府は認識する必要がある。また中国がアジア諸国に迫っているのを傍観すべきでもない。ただしメキシコとの交渉決裂で、政府にも改めてFTAの重要性を見直す機運が現れており、今後のアジア地域のFTA、更にWTOドーハ・ラウンド妥結へ向けての日本のリーダーシップに期待したい、と畠山氏は述べる。
英語の原文: "Failure of FTA Negotiation with Mexico Signals Trouble for Japan"
http://www.glocom.org/opinions/essays/20031211_hatakeyama_failure/
 詳しい記事
 
Debates:
 
「道路公団は民営化だけが解決の道ではない」 中北 徹 (東洋大学教授)
  
中北氏は、道路公団の民営化が成功するための条件として、競争相手がいることと、技術革新が活発で新商品が台頭してくることの2点を挙げ、高速道路の場合はこのいずれの条件も十分でないと指摘する。したがって、民営化しても高い料金が下がるとは限らないし、また過少投資などの市場の失敗が生じる可能性が高い。したがって解決策としては、道路を公共財として扱い、一般財源によって建設を行ない、通行料を無料にすることであると中北氏は主張する。
英語の原文: "Privatization is not the Only Path to Public Highway Corp. Reform"
http://www.glocom.org/debates/20031211_nakakita_pri/
 
Special Topics:
 
「GLOCOMフォーラムのレッシグ教授講演要旨」
宮尾尊弘 (GLOCOM教授)
  
去る12月2日に開催されたGLOCOMフォーラムでは、小林陽太郎国際大学理事長が開会の辞を述べた後に、ローセンス・レッシグ・スタンフォード大学教授が「自由な文化」というテーマで基調講演を行なった。レッシグ教授は、このところ米国を中心に知的財産権の規制が必要以上に強化されてきていることに懸念を表明。その上で、教授が提唱する「クリエイティブ・コモンズ」の立場から、創造的活動一般を促進するために著作者自らが適切と思う著作権を自ら設定することを提唱し、さらにそれをコンピューターで機械的に認識可能になるようなシステムの開発と普及を呼びかける。なお講演のビデオも掲載されている。
英語の原文: "GLOCOM Forum 2003: Keynote Speech Summary"
http://www.glocom.org/special_topics/activity_rep/20031204_miyao_gf/
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